矯正歯科

「矯正歯科は、見た目をきれいに整えるための治療」と思われがちですが、実はそれだけではありません。
矯正治療は、お口の健康を守るためにとても大切な役割を果たします。
歯並びや噛み合わせが悪いと、以下のような問題が起こりやすくなります。

✓歯みがきがしにくく、虫歯や歯周病のリスクが高まる
✓噛み合わせのバランスが崩れ、咀嚼や消化に負担がかかる
✓発音や滑舌に影響が出ることがある
✓顎の筋肉や関節に負担がかかり、肩こりや頭痛など全身に影響することも
✓歯やあごの骨に偏った力がかかり、将来的に歯を失うリスクがある

実際に、噛み合わせのずれが原因であることに気づかず、慢性的な肩こりや頭痛に悩まされている方も少なくありません。矯正治療や、必要に応じて「スプリント」と呼ばれる器具の使用、歯の高さの調整などによって、症状が改善したというケースも多くあります。

当院では、虫歯治療や入れ歯の作製においても、噛み合わせを重視した診療を行っています。
病院で検査をしても異常が見つからず、でも体のどこかに不調を感じている…。そんな場合も、お口の状態が関係している可能性があります。
矯正治療は、見た目の美しさだけでなく、お口の機能と全身の健康を支える大切な治療です。気になる症状がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

すごい!! らくらく! 見えない歯並び矯正は、口腔内スキャニングとインビザライン!!

いよいよ! I-Tero element 日本初上陸!
当院では、口腔内スキャナーによるデジタル型取りを導入しています。従来のような粘土状の材料を使わず、お口の中をスティック状の小型カメラでスキャンするだけで精密な型取りが可能です。

これまで型取りの際に嘔吐反射があった方も、短時間で精密なデータを取ることができるので、患者さまの負担を軽減できます。
また、スキャンした映像はその場でモニターに映し出され、治療後の歯並びを3Dシミュレーションで確認することもでき、高精度な治療を実現します。

インビザライン(取り外しができ、目立たない矯正)

当院では中でもメジャーな米国アライン・テクノロジー社の「インビザライン」を採用しています。オーダーメイドで製作する薄い透明なマウスピース型装置のため、装着していても周囲から気づかれることはほとんどありません。

2週間毎に新しいマウスピースに交換しながら、一日20時間以上装着し、歯を徐々に移動させます。負担の軽い矯正治療を希望される方にお勧めです。

治療を予測した「3-Dシミュレーション」の作製

実際に作られた歯型を、3-Dスキャンによりデータ化します。その後、専用ソフト「 ClinCheck 」を用いて上下前後左右360°あらゆる角度から見ることができる3-Dシミュレーションを作成致します。動画で治療過程を見ることができ、完成イメージも見ることができます。治療に入る前に、完成予想図を一緒にご覧になって頂き「前歯をもっとこうしたい」などのご要望がありましたら修正を加え、ご要望にできる限り沿えるよう進めてまいります。

マウスピースの作製

インビザラインの場合は、シミュレーションを元に、治療用のマウスピース(アライナー)を作成します。ステップごと(2週間おき)に交換するため、通常で30~40個のマウスピースができあがります。マウスピースの作成は、アメリカのアラインテクノロジー社で行うため手元に届くまで2週間前後の日数がかかります。

マウスピース矯正

矯正治療の中には様々な方法がありますが、最も目立たないのがマウスピース矯正です。歯を抜かない比較的簡単な治療で済む場合はマウスピース矯正が可能です。毎日決まった時間、透明のマウスピースを装着し、歯の動きに合わせて定期的に装置を交換して行きます。固定式でないため、歯磨きなどのむし歯予防もしやすく、メインテナンスの際便利です。また、費用も表側矯正治療よりも低く抑えることが出来ます。

見えない舌側矯正

ガタガタに生えた前歯を治すために、どうしても1年から数年かかる矯正治療の代わりに手っ取り早く差し歯にする人がいます。しかし差し歯は健康な歯を削るため、天然歯の寿命が短くなってしまいます。舌側矯正なら最初発音の際の違和感に慣れるのに2、3日を要しますが、その代わりに、最後まで装置が外から見えない状態で治療を行うことが出来ます。また、歯の裏側の方がエナメル質が分厚く表面が硬いため、通常の矯正治療よりもむし歯になりにくいとも言われています。

歯並びや咬み合わせが悪いのをそのままにしておくと…

歯並びや咬み合わせは全身の健康状態を左右することもある、とても重要な機能です。そのため歯並びが悪かったり咬み合わせに違和感やズレを感じた場合は放っておくことはとても危険です。悪い状態で放置しておくと、いろいろな症状を誘発することがあります。

歯並びが悪いと

虫歯・歯周病の原因に

歯並びが悪いと磨きにくい部分や磨き残しが生まれてしまいます。そうすると、口内環境を清潔に保つことが難しくなり、虫歯や歯槽膿漏を引き起こす原因になる場合があります。

肩こりなどの原因

顎の筋肉のバランスが悪いと他の部分の筋肉にまで影響を及ぼします。そのため噛み合わせが悪いと、筋肉が変化したり衰えたりしてしまい、正しい姿勢を保てなくなることがあります。そうすると、体全体のバランスを崩し、余計な部分に負担がかかり、首や肩こりが発生し、ひどくなると腰や手足にまで影響してきます。

消化器官に影響

歯並びや咬み合わせの影響で食事の際にしっかり噛むことが出来ず、その分食べものの消化を胃や腸がカバーしなくてはならなくなります。その結果、消化器官に大きな負担がかかってしまいます。

顔立ちの変化

咬み合わせのズレがある場合、特定の部分に大きな力がかかってしまい、下顎が左右前後にずれたり、目の形が左右対称でなくなったり顔立ちにも影響を及ぼします。

お子さまの矯正治療

お子さまの歯並びや噛み合わせが気になりはじめたら、早めにご相談いただくことをおすすめします。
成長期だからこそできる矯正治療があり、それが「小児矯正(1期治療)」です。
小児矯正は、子どもの成長に合わせてあごの骨の発育を正しい方向へ導き、永久歯がきちんと並ぶための「土台づくり」を行う治療です。この段階であごのバランスや歯並びを整えておくことで、永久歯が生え揃った状態で始める本格的な矯正治療(2期治療)を軽減、あるいは不要にできる可能性もあります。

小児矯正の主なメリット
・あごの成長を適切にコントロールできる
・永久歯が正しい位置に生えるスペースを確保できる
・将来的な抜歯や外科的処置のリスクを減らせる
・顔立ちや発音にも良い影響が期待できる
・2期治療が不要、または部分的な矯正で済むケースも多い

一方で、永久歯が生え揃ってからの矯正治療は、歯を動かすスペースを確保するために抜歯が必要になる可能性があります。
そのため、矯正治療は「いつ始めるか」がとても重要なポイントです。
お子さまの歯並びに不安がある場合は、ぜひ早めにご相談ください。最適なタイミングで適切な治療をご提案させていただきます。

予防矯正という考え方~乳歯列からの矯正

予防矯正とは人間の進化の過程から三次元的なアプローチをして予防していこうという考え方です。活発な成長期にある子供の場合、骨格的な受け口、出っ歯、永久歯の萌出不足などに対し、弱い矯正力で骨格的な問題を早い時期に解決することで、将来本格的な矯正治療を行う時にも抜歯などのリスクを減らす事が可能となります。


治療費用的にも大人になってからの矯正治療は多くのお金と時間が必要になりますが、幼少期から予防矯正をしておけば経済面でも低く抑えられる点や子供の発育にも好影響になると思われます。歯並びをよくすることで、ブラッシングがしやすくなり、虫歯の防止や正しい姿勢、顔の歪みを防ぐなど、たくさんのメリットが生まれます。

反対咬合(受け口)にムーシールド矯正法

ムーシールドとは乳歯列期に受け口(反対咬合)を改善する装置です。3歳から6歳くらいまでの乳歯列のお子さんに対して、早期治療を行います。乳歯列期に治療を行う事によって正常な顎骨の成長発育の促進及び、永久歯の正しい生え変わりを期待します。就寝時にこの装置を装着する事によって舌や口腔周囲筋の状態が整えられ、反対咬合が改善します。

通常、数ヶ月から半年で受け口が改善されます。受け口が治った後も、ムーシールドを約1年間、就寝時にお口の中にはめて使い続けて頂きます。これにより、後戻りを防止することができます。